骨髄移植から5年経ちました!

hanau

2018年09月06日 21:17

こんにちは、らっくん母です。
9月になりました。
だいぶご無沙汰しています。
お元気でお過ごしでしたでしょうか?

この9月でらっくんは最後の骨髄移植を行ってから、
5年という節目になります。

本人のらっくんは、とても元気にしています。

小児科、眼科、皮膚科には2〜3ヶ月に一度通院し
血液検査は問題なく、GVHDは、ドライアイ、皮膚のかゆみがある程度で、順調に過ごしています。

4年前、水疱瘡で入院して以来、ここ4年は一度も入院せず、
熱も出さず、風邪を引いても自力で直せるくらいの免疫力がついてきました。

入院〜退院、退院後1年は本当にいろいろなことがあり、
このブログにできるだけ詳細は書きましたが、
毎日、息もつけない日々を送っていました。

崖っぷちで綱渡りのような日々、
退院してもいつ何が起こるかわからない不安と闘いながら、
必死で過ごしてきました。


再発しやすい2年を過ぎてからは、
日常のことは落ち着いて過ごせるようになり、

3年過ぎてから、少し先のことが考えられるように、

そして今月やっと、やっと、
将来のことを現実として考えられる喜びを手にしています。

本当にありがとうございます。


さて、次の段階に進むらっくんは、
来月、とある手術を受けることにしました。

それは、歯の治療です。

普通の子なら、歯医者に通えば、虫歯は治せます。

らっくんの場合、

・永久歯がまばら

→1歳〜5歳まで大量化学療法で、強い治療を何度も行ったので永久歯がまばらな状態で生えている。

・虫歯になりやすい口内

→GVHDの影響で口が大きく開かない。粘膜が薄い、唾液が少ない、とにかく歯ブラシが入らず、少しの接触で傷がつき、出血。

これまで2年間のあいだ、歯医者に通っていましたが、歯科の先生から「全身麻酔をかけて、一度に治療した方がいい」とのことで、
来月、1泊の予定で入院、手術してきます。

この話を聞いた時には、怖くて泣いていたらっくんですが、
先生同席のもと、話を聞くうちに、治療に前向きになり、
今では(学校も休めるからか?)ノリノリで手術に臨んでいます。

5年過ぎて、これから永久歯とは長くお付き合いしなければならないので、早めの決断です。
これから歯磨きが楽になるといいなぁと思います。

その他、
治療の際に、顔に放射線をあてた故、両目に白内障があります。
右目は真ん中に白い濁りがあるので、少し見えにくいようで、斜めから見ることが多いです。

こちらは眼球が大人サイズに成長した頃、手術する予定です。

体は、普通の小学4年生に比べると、とても小さいかもしれません。
車椅子に乗っているせいもあり、幼稚園生に見られます。
5歳くらいの子の大きさです。

成長ホルモンを投与するには、リスクがあります。

もし体内にがん細胞が残っている場合、がん細胞も成長させてしまう恐れがあるので、寛解5年以上経ってから、気になるようならやります、と内分泌の先生からお言葉でした。

それを聞いて、成長ホルモンは今はいいです!と即答。

小さいといっても、成長はしているので、らっくんなりに成長していってくれればいいと考えています。

その他、第2次性徴など気になることがあれば、ブログにて綴りたいと思います。

とにかくようやくここまできた〜!
と、感謝の気持ちでいっぱいです。

これからもらっくんが元気で生きていけるよう
サポートしていきたいと思います。

また、ブログを通じて、ご縁があった方々とも
すべての治療が上手くいき、完全寛解し、日常生活が安心して送ることができるよう心から応援しています。

私にできることがあれば、全力でサポートしたいと思います。

辛い胸の内を吐き出したい、
話を聞いて欲しい、
一緒に祈って欲しい、
らっくんはこの時どうしたか?
など、いつでも相談にのりますので、
声をかけてくださいね。
一緒に乗り越えていきましょう。

現在、闘病中の方、毎日頑張っておられると思います。
きっときっと日常の生活に戻れると信じています。


最後になりましたが、
母がこんなに気苦労したらっくんの治療、
らっくんはすべてこれっぽっちも覚えていないんです!

すべて、忘れている!!
それもスゴイことですね。

どんどん前を向いて、キラキラ輝く人生を送ってください!




最後までお付き合いくださり、
ありがとうございます。