みなさま、こんにちは♪

だいぶご無沙汰です。

らっくんは、先日、学校で学習発表会があり、

毎日の学習の成果を皆の前で発表していました！

とっても立派だったです。

こうして3年前のことを書いていると、
あの頃から今のようになるまで、

本当に本当に、すごい成長です。

3年前、２回目の骨髄移植も終わり、

よろよろになりながら、

神社で七五三のお参りをしました。

あの時、らっくんはあたらしい血液をもらって、

もう一度、人生のスタートラインに立てたのですね。

ドナーの方、病院に感謝感謝です。

そして、今、学校の先生方にバトンが渡され、

らっくんは自分の人生を生き始めています。

このお話が最後になると思います。

母は、この物語？白血病と診断されてから、治療し、元気になるまで、

こうしてブログを書いて、だいぶ気持ちが清算されました。

読んでくださった皆さまのおかげです。

本当にありがとうございます。

挨拶が長くなりましたが、

最後の治療のお話行きますね〜

。。。。。。。。。。。。。。。

前回は七五三のお話でした。




このころは、病院でもう何もすることがなく、

毎日のように外泊、

採血して結果を聞き、なにもなければ、

外泊して家で過ごしていました。


母を踏んでいる。。


二回の移植あと、やはり血液の回復は遅く、ゆっくりゆっくり…

初めに作られるのは白血球、次に赤血球、血小板は最後。

それまで血小板は輸血に頼っていましたが、
退院を前に、自力でどこまで生産できるか？様子を見ました。

血小板輸血して10日ほど経って、2万しかない。

治療中なら輸血が必要な数字ですが、このまま輸血なしで上がってくるのを待ちたい。

ということで、様子をみながらの外泊でした。

同時に左足のMRIで、腫瘍が残っていないか？検査しました。

見てみると、筋肉には殆ど残っていないものの、

骨の内部に薄い膜のような感じで腫瘍が残ってました。（がーん！）

放射線は骨の中にも効くので、残った腫瘍細胞を放射線で治療することにしました。

以前顔に出来た腫瘍を抗がん剤の後、放射線治療をしたら、見事キレイに腫瘍は消え、
その場所からは再発してないので、去年当てた18グレイは効いたんだと思います。

今回は左足。

放射線を当てた方は、骨の成長が止まるため、足の長さが違ってくる可能性があります。


将来、足の長さが違って、歩けなくても、生きていけるけど、
腫瘍が体の何処かに現れたら、次はないのです。

もうこれだけ抗がん剤やって、移植も2回やったら、あと生き残れる道は絶対再発しないこと。

ガンが残っているのなら、今全てを治療するしか選択肢はないのです。

もう腫瘍との闘いはこれでおしまいにする！

そう決意した母でした。

らっくんは5歳になったばかりですが、

最後の治療の話をして、眠る薬を入れるか？入れないか？
で、聞いてみると、眠らなくても平気といいうので、
30分ほどのCTや型取りに鎮静をかけないでやってみましたが、

少しも動かずジッとしていました。

治療に対しても、怖いけど、最後だからと、
放射線治療に向けて、頑張ろうね！と話しました。



この赤い線は、放射線を当てる場所を書いたもので、
多少のことでは消えないようになっています。

ホントかなー？と思ってお風呂に入って洗っても消えません。
ゴシゴシはやらなかったけどね。。

ずれないように毎回しっかりとここに合わせて、当てます。

12月17日スタート！１０日間、毎日同じ時間で。

本来は入院しながら放射線治療をするのですが、
毎日外泊するので、いったん退院して同じ時間に通います。

放射線は10分くらいで終わるので、午前中に家に帰れました。

ただ、サイトメガロウイルスがちょっと顔だしていたので、
バリキサというお薬を飲んでいました。

副作用で、骨髄抑制があり、白血球は大丈夫なものの、ヘモグロビンが5.5（ヤバいっ！）、血小板も1.9万くらい（ヤバい！）。

放射線を当てるとやはり骨髄抑制があるので、もっと下がるかも？ってことで、輸血してもらいました。

1日だけ病院に泊まることになりました。
家に帰れないのは寂しいけど、
夜にしか見られない病院のクリスマスイルミネーションがとても綺麗でした。
入院患者さんの気持ちを少しでも和んでもらおうと病院も色々がんばっていますね。



そして10日目。

最後の照射が終わりました！

もう２度とここへは入らないぞ！

次の日お世話になったCVカテーテルを抜去して退院！


お風呂のたびにラップに包んでばい菌が入らないよう苦心したCV

12月27日に長かった治療の全てが終わり、

本当の退院です！

本当に本当にありがとうございました！

こんなにめでたく、晴れがましい日はありません。



らっくんはよく頑張りました。

母は、無我夢中で駆け抜けました。

ようやく、ようやく、

家族がそろって、荒波のような2013年を終えることが出来ました。

今まで読んで下さり、ありがとございました。

読者の皆さまには、今も同じ病気で闘っていらっしゃる方がいることと思います。

このらっくんの記録が皆さまの希望になるならと、書き続けてきました。

このお話で最終話といたします。

らっくんは今も元気にしています。

皆様の治療がうまくいって、また元気に生活できますよう、

らっくんとらっくん母はいつもいつまでもお祈りしています。

ありがとうございました！！



にほんブログ村

白血病ランキングへ



同じような境遇のお母さま。ご家族のみなさま、
らっくん母に聞きたいこと、ありましたら、コメント欄にて、
なんでもおっしゃってくださいね。

いつでもお話聞きますよん♡
沖縄県内の方なら会いに行きます♡
らっくんも元気になった神社でお祈りもいたします。
なんでも相談くださいね。

らっくん母より



ドナーさまの骨髄、移植中。


ICUで肺炎と闘っている時


ICUから生還したころ




ステロイド中、この後歩けなくなる


GVHDとの闘い




夢のお子様ランチ


小児科病棟からの夕焼け


現在（2016）らっくんと母